”ギリホリとは”なんて見出しで はじめるほどでもないですが、30才前にワーキングホリデーされる方々をワーキングホリデーの間では、ギリホリと呼んでいるみたいです。
つまり、ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人。
かといって、私は30才前だからオーストラリアに行くとみんなから”ギリホリさ〜ん”とよばれるの?と心配する必要はありません。そんな人いません。
■ギリホリの発祥
ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人 。
【ギリ】
ギリは、ギリギリを意味します。オーストラリアのワーキングホリデーは18才から〜30才の方を対象としています。30才を超えてしまうとワーキングホリデービザは取得できません。従って、30才前に、ギリギリでワーキングホリデービザを取得した人=ギリホリです。
【ホリ】
ワーキングホリデーは通称”ワーキングホリデー”。
他にも:ワーキングホリデービザ、 ワーキングホリデーメーカー、ワーキングホリデー情報、ワーキングホリデー格安チケット、ワーキングホリデー用語、などの使われ方があります。現地で仕事を探しているとワーキングホリデーの方限定とか、ワーキングホリデー対象とかよく目につきます。
つまり 【ギリギリ】+【ワーキングホリデー】 = 【ギリホリ】 の誕生です。
よくあるギリホリ違い
たまに、ワーキングホリデーの意味を間違えて使用されてる方を見かけます。 正規留学代理店であるオーストラリア留学総合センターの学生、ワーキングホリデーの方にそのような方がないように、よくある間違いをいくつかまとめて見ました。
【CASE STUDY 1】 義理堅いから ”義理ホリ”? 義理堅いワーキングホリデーの方や律儀な方を”義理ホリ”と間違えて認識している方がいますが、これは間違いです。間違いといっても、言葉はその時代と共に意味を変えていきますので、”間違い”と言い切ることはできませんが、今年中(2005年)は間違いです。
シチュエーション
ワーキングホリデーA君:”きのう借りた1ドル(約80円)かえすね。ありがとう。助かったよ。”
ワーキングホリデーBさん:”いつでもよかったのに。”
ワーキングホリデーA君:”結構オレッてギリホリかな”
カウンセラー:”違います”
また、ギリホリは、どちらかというと女性の間で多く使用される言葉です。男性が使用、まして、自称することはあまり耳にしません。
【CASE STUDY 2】 金銭的にギリホリ... こっちの方がニュアンス的に正しい”ギリホリ”のような気もしますが、違います。
金銭的に余裕がなく、ジャパレスなどで働きながら旅費をためたり、ピッキングしながらラウンドをするワーキングホリデーの方をギリホリと間違える人がいます。これは最も典型的な間違いの一つです。
というのも、以前現地の新聞に載っていた記事なのですが、ワーキングホリデーから連想される言葉は、
・お金がない
・クラブで騒ぐ
・若者
・イギリス人(イギリス人のワーキングホリデー数は年間4万人。日本人の4倍)
とこれでもわかるように、ワーキングホリデー=お金がない、つまりワーキングホリデーの言葉の中にはある程度の金銭的に余裕がない意味の要素がすでに含まれています。従って、お金がないワーキングホリデーと改めて定義する必要性がありません。
【CASE STUDY 3】 結婚する前にワーキングホリデー!
結婚したら一人で海外へいくこともできないから(特に女性)、結婚前に思いっきり羽を伸ばしておく!なかには、婚約された方が、結婚式を1年後にオーストラリアにワーキングホリデーされる方もあります。
結婚を前に、独身生活最後の1年をワーキングホリでーされる方を、”ギリホリ”と、特に自称される女性の方がありますが、これも違います。
オーストラリアにワーキングホリデー、留学をされる方は、国籍を問わず、比的較女性のほうが多いです。男が社会的、家庭的な責任を背負う傾向にあるからかも知れません。つまり、女性のほうが海外へ出やすいみたいです。
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